GPIF狂乱

世界でインフレが加速している。イギリス中央銀行・ECB・日本銀行・FRB、こぞって量的金融緩和政策QEで紙幣を刷りまくってきた副作用である。貨幣の量が増え、貨幣の値打ちが下がり、物価が上昇する。

イギリス・ニュージーランド・カナダで、中央銀行に「何時までクレイジーな量的金融緩和政策を続けるのか。QE中毒に陥っている。」との批判も出始めた。

カナダ・アメリカ・ヨーロッパ・中東・ロシア。軒並み住宅価格が上昇している。住む家が高くなるというインフレは、国民の心を苛立たせる。

カナダはテーパリングを開始している。イギリス・EUもカナダに続きそうだ。

アメリカでも住宅価格指数が高騰している。元FRB総裁のイエレン財務長官が「インフレを懸念している」と公表し、FRBパウエル議長は「住宅ローン担保証券MBSの買い入れを差し控える」と言い始める。現在、FRBは国債とMBSを買い入れ、量的金融緩和政策を行っている。

MBSの買い入れを控えるとは、FRBがテーパリングに踏み切るという意味である。

そして、アメリカでは、阿保のトランプが2年間先延ばしにした債務残高の上限の期限・デッドシーリングの期限が7月31日に迫る。議会の承認が無いと借金出来ない為、上手く承認を得ないと。国債の発行が不可能となるから、連邦政府が閉鎖され、ホワイトハウス・図書館・動物園休止、ゴミ収集中止という事態に成る。

バイデン政権のインフラ投資・超巨額の財政支出の「財源」を巡り、「これ以上、借金を重ねて良いのか。」との議論が噴出するだろう。

更に、アメリカでは、2年国債と10年国債の利回りが、平坦化しフラットに成っている。プロの投資家・金融マーケットが、同時に、景気後退リセッション入りを察している。バイデン政権の景気刺激策も行き詰り、「ここから先に強い景気回復は期待出来ない」と市場は読んでいる。

実際、アメリカでは、信用縮小が起こり始めている。

レポ市場のリバースレポ金利が0・05%引き上げられる。レポ市場では、機関投資家・大手銀行が、債券を担保として資金を借り入れる貸借取引が行われる。大金を借り入れる市場なので、0・05%の引き上げでも、負担が大きくなる。信用市場では、実質的な引き締めを開始している。

ウェルズファーゴショック。7月8日、ウェルズファーゴ銀行が今、行っている個人向け与信枠を全て閉鎖する。同サービスの新規提供も取り止める。既存枠も60日以内に閉鎖する。決定を下す。金利17%の儲けを投げ出す狙いとは。

アメリカ大手銀行。JPモルガンチェース・バンクオブアメリカ・シティグループ。最も保守的であるウェルズファーゴには、迫りくる景気後退・貸付の不良債権化。そして、FRBのテーパリングの足音が聞こえているのだろう。

年金積立金管理運用独立行政法人GPIFの20年度の運用収益が+25・15%の37兆7986億円に上る。

「新型コロナ感染拡大に対応した財政出動・金融緩和を背景に国内外で株高が進んだことが寄与した」GPIFは勝鬨を上げる。

狂っている。

現在、GPIFの資産運用ポートフォリオは、国内株・国内債券・海外株・海外債券がそれぞれ、4分の1ずつである。アベノミクスで株価を吊り上げる為に、竹中平蔵・菅義偉コンビが、安全資産運用の日本国債から、海外株・海外債券というリスク商品・金融詐欺商品・ジャンク債・ゴミ債での運用に切り替えた。

ポートフォリオ変更の指南役はゴールドマンサックスである。

リスクが高い詐欺商品は利回りが高い。37兆7986億円という金額は、そのまま、運用資産の危険性を表す。

この時点でGPIFは十分、気が狂っている。

FRBのテーパリング開始で暴落するのは債券市場である。CDO・CLO・ABS・MBS。トリプルB社債がワンノッチ下落したフォーリンエンジェル。

テーパリングの足音が聞こえてきた今、ウォール街の債券市場は風前の灯である。債券市場が暴落する時は、より規模の小さい、株式市場・コモディティ市場を巻き込んで暴落する。

次の大暴落は債券市場の最終戦争・ボンドマゲドンである。

阿保なIOCパウンド委員が「アルマゲドンが来ない限りオリンピックは開催する」と言っていた。前フリと成る。

竹中平蔵・菅義偉コンビ。

今後は年金積立金で「中国債券」を購入していく。香港・台湾と続けて蹂躙されている。中国の「竜のアギト」の中に、自ら、首を突っ込むとは、どういう了見なのか。

GPIFが、人の収めた年金積立金で博打を打っている現状には異議を唱えてきた。

中国の影の銀行シャドーバンキングは、ドル建ての借金で運営している。アメリカが米国内のバブルを膨らませ過ぎて、中国にバブル市場を創り出している。

アメリカの景気後退が近いから、GDP世界2位の中国に、両掛けする。ド素人の博打である。アメリカ金融市場が大暴落する時は、中国も道連れに奈落の底である。

何より、人権三流国家・共産党一党独裁国家、中国で金儲けしようとする姿勢は、さもし過ぎる。竹中平蔵・菅義偉コンビの如き卑劣奸が、政権の中央に居座るから、日本は衰退する。

悪い事は言わない。即座に年金積立金を安全・安心な日本国債に戻せ。

取り返しが付かなくなるぞ。

“GPIF狂乱” への25件の返信

  1. ピンバック: gay positive dating

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