インド型変異ウィルス・デルタ株は世界85か国に拡がっている。
菅義偉のオリンピックバブルの造り方は「インド近隣諸国の選手の隔離」という、的外れなバブル製作である。
オリンピックバブルを創ると言いながら。ワールドスポンサー関係者・IOC・各国組織委員会・各国メディア報道陣には、隔離無しの特別扱いである。
オリンピックバブルの中にウーバーイーツ配達員を容易に入れるともいう。配達員がコロナ陽性者なら、どうする。
ワクチンは1回接種して3週間を開け、2回目を接種する。その後、10日から2週間で抗体が出来上がる。ボランティア・アルバイターに全員ワクチン接種するとも言うが。
ボランティア・アルバイターの抗体確立が、オリンピック開催に間に合わない。
オリンピック会場に動員する83万人の子供・児童には、ワクチン接種するのか。
菅義偉の「安心・安全な五輪開催」は、国際公約である。オリンピックバブルの中に、日本人陽性者を侵入させてはいけない。
逆に、五輪開催で第五波が拡大・感染者急増しても、いけない。
「安心・安全な五輪開催」の為に、様々な差別政策が続出する。
水も漏らさぬ検疫・水際対策。アスリートへの毎日のPCR検査。マスメディア報道陣のアプリによる位置管理。
オリンピックで出来る感染症対策を何故、今まで、日本国民に、実施しなかったのか。今まで、安心・安全な感染症対策が出来ないままだったのに、何故、「安心・安全な五輪開催」が可能だと言い張れるのか。
菅義偉には、危機管理が出来ない。生活の全てが、間違っているから、判断が間違う。「日本国民の生命と健康を守りぬく」という信念が無いから、危機管理が出来ない。
新型ワクチン接種後に355人の方が亡くなる。接種による死亡ではなく、接種後の死亡である。
アメリカは100万人あたり18・0件の死亡者。イギリスは100万人あたり16・0件の死亡者。日本は100万人あたり16・2件の死亡者。
死因は、心不全37例・出血性脳卒中30例・心肺停止30例・虚血性心疾患28例・肺炎21例・虚血性脳卒中13例・大動脈疾患11例・敗血症9例・窒息8例。内、65歳未満が29例。
eーStat統計でみる日本。年間10万人あたり何人が死亡するのか。19年データ。65歳以上の各病気による死亡率・予測数。心不全1294人・出血性脳卒中575人・虚血性心疾患931人・肺炎1459人・虚血性脳卒中908人・大動脈疾患265人。
自然に亡くなる方の死亡数と比べると、ワクチン接種後の死亡者数が突出して多いとは言い切れない。
しかし、接種後の死亡者の御内であれば「ワクチンとの因果関係」を疑う気持ちが当たり前である。何時までも「ワクチン接種との因果関係を調査中・検討中・判断保留」で先延ばしに放置するのは、ワクチン不信の源になりかねない。
ワクチン接種後に、副反応・副作用の容体急変が生じた時、即座に、治療・入院・通院出来る体制造りが急務である。
オリンピック開催して良いのか。
第五波の感染者増加は始まっている。五輪開催による、感染者増加・熱中症患者搬送・台風大雨自然災害による被災者搬送。医療現場は逼迫し、関西の如く、再度、医療崩壊が生じる危険性が高い。
ワクチン接種者の副反応・副作用の患者を受け入れる余裕を、病院に与えなくて良いのか。
日本での、心筋炎・心膜炎の報告は、12件。内、40歳未満が8件。
アメリカCDC。3億回接種したうち、1200人、心筋炎が発症しており、2回目接種後の20代男性で目立って多い。29歳以下の323人の経過観察。309人が入院。内295人は退院。9人が、未だ治療中。2人が集中治療室。
オリンピックのボランティア・アルバイターの若い男性。大学接種の若い大学生に、ワクチン接種続行で良いのか。若い男性が心筋炎・心膜炎で続々と倒れたら、責任取れるのか。
誰が責任を取るのか。
ワクチン接種の順番にも差別がある。
医療従事者・医師・看護士。高齢者。続いては必要不可欠な職業の従事者へのワクチン接種が、妥当な順番である。高齢者介護施設の看護師・ヘルパー・介護士。保育園の先生。学校教師。スーパー勤務者。ごみ収集者。
順番を守らずに、職域接種・大学接種を先んじて良いのか。吉本のお笑い芸人になど接種している場合か。
必要不可欠な職業従事者にワクチン接種する前に、五輪ボランティア・アルバイターに接種するというのは、順番間違いである。
オリンピックを開催出来ない時に、無理やり、開催しようとするから。様々な差別が発生し、順番間違いが起きる。
今回の、東京五輪は無理である。
安心・安全な感染症対策が出来てなかった日本に、「五輪だけは大丈夫です」と、大口を叩かせるのは無理がある。
1年半以上、病院・医師・看護士に無理をさせ続けている。このうえ、五輪開催による、感染者増加。熱中症患者搬送。台風大雨被災による被災者搬送。
医療現場に無理難題を押し付け続ける、政治の貧弱さは、世界最底辺の国家の仕儀である。
「オリンピックは平和の祭典」とか、言って無かったか。
医療崩壊を引き起こす「平和の祭典」など、存在矛盾である。
今は、医療現場に余裕・ゆとりを持たせ、ワクチンの副反応・副作用に即座に対応出来る体制を造る必要が有る。
不要不急の東京五輪など、もっての外の、無用の長物である。