悪名高い大本営発表を、生きている内に体感出来るとは思ってもみなかった。大阪・神奈川・東京に始まる積極的疫学調査の中止を、厚労省が全国に適用する。都道府県知事に検査数を絞るよう通達が出る。
ワイドショー・報道番組。東京の新規感染者数のみに一喜一憂を重ね。1000人を切れば「皆様の自粛努力で感染が減少傾向であります」と大本営発表を犯す。
緊急事態宣言中にPCR検査数を絞る暴挙は誰も指摘しない。「コロナは只の風邪論者」の勝利である。只の風邪だから、検査をする必要は無い。只の風邪だから、無症状者は放置しても良い。只の風邪だから、2類相当から5類相当に格下げしても良い。
死亡者数という指標も操作される。自宅で変死した新型コロナ患者に検査判定をせず、「変死」診断を下せば良い。
PCR検査数を絞ることで「現在が危険なのか。安全なのか。」判断が出来なくなっている。
保健所の利権であるPCR検査を既得権益と見做し、構造改革して。民間の検査実施数を増やし、厚労省の新規感染者の統計に反映させれば、保健所が逼迫するという言い逃れが潰れる。
医学大学院生・看護学校学生に「コロナ現場に研修に向かえ」との赤紙が送付される。太平洋戦争末期の学徒動員である。新型コロナとの戦争が1年以上に渡り、看護師が疲れ果てて辞める。辞職で空いた穴を「学徒出陣」で埋めようとは危険思想である。ベッド数・医師・看護士の数が豊富な、国立・公立病院が「病院経営の旨味」を放棄して、コロナ重症患者を受け入れるのが先決である。
頼みの綱のワクチンは正式契約出来ておらず、何時までも届かない。安倍晋三・菅義偉コンビは新型コロナ対策に無関心であった。
今、ワクチンで抑え込まねば英国型変異ウィルス・ブラジル型変異ウィルス・南アフリカ型変異ウィルスが東京埼玉ウィルスに取って代わり流行の主流となる危険性が高い。ブラジル型・南ア型は「免疫逃避ウィルス」であり、ワクチンが効かない恐れも有る。
三つの変異型ウィルスは77か国で確認されている。日本でも静岡・埼玉で市中感染が確認されている。現地での広範囲な住民のPCR検査・ゲノム解析は遣らない心算のようだ。
全国の院内感染・高齢者介護施設集団感染クラスターが多発している。最前線の医師・看護師・介護士は不眠不休で頑張ってくれている。現場の苦労を報道して「労に報いる」のも報道の使命であろう。マスメディアって本当にマスゴミである。政府・厚労省の提灯番組しか制作出来ない。
ワイドショー・報道番組で「緊急事態宣言の効果てきめんです」を気楽なアナウンサー。北朝鮮の李春姫キャスターと変わらない。
TBS。
岸防衛大臣が新型コロナウイルス感染症患者の治療を行う埼玉の防衛医科大学校病院を視察し、医療活動と感染防止に奔走する厳しい現状が伝えられました。
「やはりメンタル面ですね。かなり過酷な状況ですので、そういったところ。それから、あの中のリネンであるとか、清掃であるとか、それも全て看護師がやっている。通常よりも業務が増えた上で、さらに感染対策をしている」(防衛医科大学校病院 辻本広紀副院長)。
防衛医科大病院では、重症者2人を含む、9人の新型コロナ患者の入院治療を行っており、24時間態勢の交代勤務に加え、感染防止対策のよる負荷が医療スタッフに重くのしかかっている現状が岸大臣に伝えられました。
視察後、岸大臣は医師や看護師らの尽力に感謝を述べ、人員の増員やメンタル面でのケアに配慮していく必要があるとの考えを示しました。
KKT熊本県民テレビ。
熊本市民病院では28日、新たに新型コロナウイルスの患者の治療に当たる50代の男性医師1人の感染が確認された。 病院では感染防止策として新型コロナ病棟への患者受け入れを調整する。
熊本市民病院では今月20日から看護師などスタッフ6人と患者1人の感染が確認され、21日から4日間、診療を休止した。 新たに感染が確認されたのは新型コロナ患者の治療に当たる50代の男性医師で、今月20日の検査では陰性だったが28日、週1回の定期検査で陽性が確認された。
病院では、この医師にかわって呼吸器内科の医師を1人感染症病棟に配置した。 また感染防止策として他の病棟から新型コロナ病棟への看護師の応援を取りやめ、感染した看護師が復帰するまでの間、患者の受け入れを調整するという。
同病院の髙田明院長は会見で「重症患者が増えてちょっと入院を待ってほしいということになることもあるかもしれない」と話した。 通常診療は継続するとしている。
埼玉新聞。
埼玉県は30日、県内の40~60代の男女4人から、英国で見つかった新型コロナウイルス変異種の感染が確認されたと発表した。いずれも渡航歴はなく軽症。県内での感染判明は7人目となる。
また、県内で感染者の男女11人が死亡し、新たに306人の感染が確認された。新規感染者の内訳は県発表が230人、さいたま市24人、川口市28人、川越市13人、越谷市11人。これまでに確認された感染者は2万4949人(チャーター便帰国者含む)、死者は343人(30日午後7時現在)。
29日午後9時時点の重症者は86人、感染者の入院は910人、ホテル療養329人、自宅療養2803人、退院・療養終了は2万13人。
県によると、変異種に感染した4人のうち3人は、厚労省が25日に発表した東京都内在住の40代男性の県内職場関係者で、顧客の60代男性と同僚の40代男女だった。もう1人は28日に県内で初めて確認された30代女性の家族の50代女性。4人とも自宅や宿泊療養中だったが、接触判明後に入院した。濃厚接触者は7人確認されており検査中。
県管轄では70~90代の男女8人が死亡した。詳細が判明した感染者は未就学児から100歳代の男女214人。
さいたま市によると、県内在住の80代女性が25日に死亡した。市内の死者は41人目。感染が判明したのは10~80代の男女24人。80代無職男性は特別養護老人ホームに隣接するショートステイ利用者で、感染者数は計4人となった。
川口市によると、いずれも入院していた60代無職女性が28日に、70代無職男性が29日に死亡した。感染が判明したのは10~90代の男女28人。
越谷市によると、介護老人保健施設「とまりや(通所リハビリステーション)」(谷中4丁目)の利用者ら9人の感染が判明し、クラスター(感染者集団)と判断して施設名を公表した。利用者の60代男性の感染が25日に判明し、29日までに70~80代の男女7人と30代女性職員の感染が分かった。感染が判明したのは、10~80代の男女11人。男女3人は同施設の利用者。
川越市によると、感染が判明したのは10歳未満から80代の男女13人。クラスターが発生している市内の介護老人保健施設「瑞穂の里」では入所者の70代女性と80代男性の陽性が判明した。
MBSニュース。
新型コロナウイルスのクラスターが発生した兵庫県内の病院で、PCR検査で陰性だった134人のうち12人の感染が後から判明していたことがわかりました。
兵庫県内にある民間病院では去年12月、70代の男性患者の新型コロナウイルス感染が判明。直後に全ての職員と同じ病棟だった入院患者ら計147人にPCR検査を行ったところ、患者8人と職員3人の感染が確認されました。病院によりますと、陰性となった後にも発熱などの症状が出る人が相次いだため、病院が独自で抗原検査をしたところ、12人の陽性が確認されたということです。
この病院では、これまでに職員と入院患者ら計25人の感染が確認され、そのうち4人が死亡しています。
千葉日報。
千葉県内で30日、新型コロナウイルスに感染した高齢者5人の死亡と317人の感染が判明した。県内での累計感染者は2万2104人に増えた。千葉市花見川区と市川市の2医療機関などで新たにクラスター(感染者集団)が確認されている。
県は、80代と90代以上の男女4人の死亡と、10歳未満から90代以上までの220人の感染を発表した。死亡した4人のうち2人には循環器系の基礎疾患があった。
市川市の行徳じんクリニックでは、新たに通院患者3人の感染が分かり、既に判明している5人と合わせて計8人のクラスターとなった。臨時休校中の四街道市立南小学校や浦安市の高齢者施設でもクラスターが確認された。
千葉市は、10歳未満から90代までの50人の感染を発表。同市花見川区の最成病院で50代~90代の入院患者男女7人と20代~40代の女性職員4人の感染が分かり、既に判明済みの入院患者12人と合わせて23人のクラスターになった。
同市内で医療機関のクラスターは3例目。感染したのは全員が同じ病棟の入院患者。職員もこの病棟に勤務していた。
船橋市は、20代~90代の23人の感染を発表した。クラスターが発生した船橋北病院では80代男性の感染が判明。一斉検査で陰性判定を受けたが、血中酸素飽和度の低下を受け再検査していた。
クラスター発生の市立医療センターについて、市は終息と判断した。同センターは30日にコロナ専用病棟の受け入れ制限を解除した。
柏市は、10歳未満から90歳以上までの24人の感染と、感染していた同市の男性1人の死亡を発表。死亡した男性は基礎疾患のある高齢者で、感染後に症状が悪化し医療機関に入院していた。
30日に県内で感染が判明した人の居住地は▽千葉市43人▽富里市37人▽市川市26人▽船橋市23人▽柏市22人▽松戸市19人▽我孫子市17人▽成田市16人▽流山市15人▽八千代市14人▽野田市10人▽習志野市9人▽佐倉市8人▽八街市7人▽印西市、四街道市が各6人▽浦安市、市原市が各5人▽鎌ケ谷市、香取市、旭市が各4人▽酒々井町3人▽木更津市、山武市、富津市が各2人▽白井市、茂原市、君津市、横芝光町が各1人▽県外4人だった。
京都新聞。
京都府と京都市は30日、新型コロナウイルスに感染していた府内の90代の女性1人が死亡し、新たに未就学児から90代までの82人の感染を確認したと発表した。重症は2人で、感染経路不明者は30人だった。府内の死者は計115人、感染者は計8369人となった。
府によると、亡くなった女性は基礎疾患があった。府発表の新規感染者は10人。クラスター関連では、「京丹後市やさか老人保健施設ふくじゅ」の利用者1人が感染した。居住地別は宇治市3人、向日市2人、京都市、八幡市、京田辺市、精華町、与謝野町がそれぞれ1人。
京都市が発表した新規感染者は72人。感染経路不明は25人だった。クラスター(感染者集団)関連では、京都回生病院(下京区)で患者1人、デイサービス上桂の郷(西京区)では利用者1人の感染がそれぞれ判明。このほか市内の高齢者福祉施設4カ所で利用者や職員の計13人が感染し、うち2施設は新規のクラスターとして認定した。また、右京区役所では新たに職員1人の感染が確認された。
関西テレビ。
近畿と徳島では30日、あわせて603人の新型コロナウイルスへの感染が判明し、21人が死亡しました。 また、神戸市の中学校では生徒と職員あわせて19人の感染が確認されました。
大阪府では30日、338人の感染が判明し、70代から90代の10人の死亡が確認されました。 重症者は179人で、すぐに患者を受け入れられる重症病床の運用率は80.3%になっています。 軽症・中等症病床の運用率は74.2%です。
兵庫県では137人の感染が判明し、8人が死亡しました。 神戸市の中学校では1月26日から30日までに、生徒と職員あわせて19人の感染が確認され、市は新たなクラスターと認定しました。 神戸市は生徒などへの風評被害を防ぐためとして、学校名を公表していません。
このほか、京都府では82人が感染し1人が死亡、奈良県では20人が感染し1人が死亡、滋賀県では18人が感染し1人が死亡しました。 また、和歌山県で7人、徳島県で1人の感染が判明しています。
FBC福井放送。
新型コロナウイルスに新たに1人の感染が確認された。(1月30日) 県によると、新たに感染が確認されたのは坂井市の50代女性で介護職員。 女性はクラスターと認定されている、坂井市三国町の介護施設「東尋坊ひまわりの丘」の職員で、これまでに2回のPCR検査で陰性だったが、29日に受けた3回目の検査で陽性が確認された。
この施設の利用者や職員の感染者はのべ43人となった。 このほか、感染者が相次いでいた福井市の藤田記念病院では、スタッフと患者合わせて116人の陰性が確認され、透析患者41人が現在検査を受けている。 これで県内の感染者の累計は510人となり、68人が入院し、うち4人が重症となっている。
テレビ愛媛。
県内で新たに16人が新型コロナに感染しました。松前町の病院でも新たなクラスターが確認されています。 県によりますと、新たな感染者は、既存の4つの事例で15人、新しい事例で1人。 地域は四国中央市6人、松前町と宇和島市が3人ずつなど6つの市と町で確認されています。
このうち松前町の松前病院では、入院患者3人と職員1人の陽性が判明。これまでの感染者は6人で今月15例目のクラスターになりました。
また四国中央市の高齢者施設「アイリス」のクラスターは、6人増え40人。 西予市の「グループホーム蘭のクラスターは、4人増え11人になりました。 既存の事例の15人のうち、13人は自宅待機中の人の再検査で判明し、感染拡大の可能性は低いとしています。 県内のこれまでの感染者は993人になりました。
東奥日報。
青森県は30日、新たに9人の新型コロナウイルス感染を確認したと明らかにした。このうち青森市の5人は、同じ高校の部活動に所属する10代4人と、関連する40代女性で、県と市は市内の高校でクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。部活には、後に感染が判明した県外の指導者が訪れていたという。市は現在、感染した生徒が所属するクラスの全生徒、関係者ら計229人の検査を進めている。青森市での高校クラスターは2例目。
30日発表の新規感染者はこのほか八戸市3人、五所川原管内の40代男性で、4人の感染経路は不明。県内の感染確認の累計は711人。
新たな高校クラスターについて、県と青森市は学校名や公立・私立の別などを明らかにしていない。県は31日まで生徒の立ち入りを禁止して校内の消毒を行うほか、生徒らの検査結果が判明するまで時間を要するとして2月1~3日を臨時休校とする予定。
県、市によると指導者は東北地方の他県在住。今月21、22日にスポーツ関連の部活動指導のため来校し、校内で生徒を指導した。28日夜、県外の保健所から市保健所に連絡があり、指導者と接触があった24人を検査したところ4人が陽性となった。濃厚接触者16人も追加で検査し、40代女性の陽性が判明した。
小野寺晃彦市長は「現時点では(感染が)部活動の指導で接触があったことに起因すると推測するのが妥当とみている」と述べた。
八戸市の3人は同市在住の30代男性、20代男性、70代女性で、いずれも県外への移動歴はない。発熱などの症状が出たため検査したところ、感染が判明した。県と市によると、濃厚接触者らは、30代男性と20代男性がそれぞれ十数人、70代女性は数人で、同居人や職場関係者など。
五所川原管内の1人も感染経路が分かっておらず、濃厚接触者は同居人など数人という。