新型コロナウィルスはトランプのアメリカでパンデミックする

アベマニュース。
新型コロナウイルスによる被害が最も大きい中国・武漢で2歳の息子を持つ29歳の女性医師が死亡し、波紋を広げています。
死亡したのは武漢の病院に勤めていた29歳の夏思思医師です。夏医師は先月14日、新型コロナウイルスに感染していた76歳の男性を診察しました。当時、夏医師も男性本人も感染を知らなかったということです。その後、19日に夏医師への感染が確認されました。7日に症状が悪化し、23日朝に夫と2歳の息子を残して亡くなりました。中国のSNSでは「若すぎる」「悲しい」などの声とともに、政府が本格的な対策に乗り出した先月20日より前の感染だったため「政府が公表しなかったせいだ」との批判も上がっています。中国では武漢を中心に医療従事者3000人以上に感染が確認されています。
共産党政府の隠蔽の代償は「人民の死」である、患者が死に、看病・治療に忙殺される医師が死ぬ。
病気の実態を隠蔽する為に武漢市・湖北省・浙江省・深センを軍事封鎖する習近平は世界の悪い手本と成るべきだった。
イラクは中国を真似る、患者数は増えないのに死亡者数は増加する。隠蔽が加わった公表人数である。
ジムジョーンズの太陽寺院の如き破壊的カルト新天地イエス教会が患者数・死亡者数を爆増させる韓国、文大統領は青ざめるばかりである。
「全国の小中高校は春休みに」「スポーツ・芸能イベント、人が集まる催しは自粛するよう」要請する安倍晋三は「後手に回る・何を今更」と反発を買うばかり。
患者数が日ごとに増えるイタリアのクルーズ船を三菱重工長崎造船所が修理している。
コスタアトランティカ、大丈夫か。コスタベネチア・コスタセレーナ、大丈夫か。
トランプの対応が最悪なのだが。
記者会見で新型コロナに関して質問されても「低リスクだ」を言い張り「株価は絶好調だ」とカネの話にすり替える。
「株価は下落していますね」と質問されると「私が再選されれば株価は騰がる」と、あくまでも株価にこだわる。
トランプが大事にしているのは「国民の命」ではなく「株価」なのであり、トランプが見つめているのは「業績相場」ではなく「金融相場」である。
中国人民銀行は2月3日、リバースレポ公開市場操作を通じて1兆2000億円を金融市場に供給した。
中国の市場供給は現在も続行されている。
FRBは新型コロナ対策として400兆円を供給している。
「かくれQE4」も続行している。
FRBは「かくれQE4」で一月6兆6000憶円を金融市場に流し込んでいる。
「今、アメリカ市場で起きていることは株を売り、アメリカ10年債権を買うという安全資産への鞍替えである。」と説明される。
「かくれQE4」の半額はニューヨーク連銀が負担している。
2月、ニューヨーク連銀が資金供給の減額を発表した。
今月50億ドル減額し、来月100憶ドル減額するという規模の減額である。
当初6月まで行うと計画した「かくれQE4」が「4月には終わりそうだ」とニューヨーク連銀が口走った。
「かくれQE4」の出口戦略を探り始めた途端にダウが暴落したのが真相である。
現在のダウ平均株価の大暴落は「金融市場の脆さ」を浮き彫りにしている。
こうなると黙っていないのがトランプである。
トランプの支持率は株価と連動している。
大統領選を控えたトランプはFRBに圧力を掛けている。
ツイッターで呟く百倍の圧力を裏で掛けている。
「俺の大統領選挙までは量的金融緩和政策を続けろ」という恫喝である。
トランプは選挙対策としてトランプ減税を乱発する。
トランプ支持層の中間所得層に最も手厚く減税する。
アメリカ版NISAも始める。
トランプの恫喝に屈したダラス連銀が「新型コロナウィルスが世界的な不況を生み出せば、正式なQE4を開始すべきだ」と発言する。
アメリカは大統領もFRBも「新型コロナ対策」を考えていない。トランプの再選のみを考えている。
「国民の生命を護る」という姿勢が無いから新型コロナを「低リスクだ」とナメテかかる。
新型コロナをナメて取り組んだ国家の悲惨な現状が眼に入らない。
国家のカネを自分の利益の為に利用するトランプはアルカポネの子孫なのか。
ギャングよりも反社会的である。
GDP世界1位の赤い猿、GDP世界2位のラストエンペラー。
パンデミックの時代に二人の阿保が首脳だった歴史的事実こそ教科書に載せるべきだろう。
ロイター。
トランプ米大統領は26日、訪問先のインドから帰国。新型コロナウイルスが米国内で感染拡大する可能性を米疾病対策センター(CDC)が警告、株価が下がるなど国内に動揺が広がっている。
トランプ氏は25日、「ウイルスはわが国では極めて抑制されている」と述べ、懸念の払しょくに努めていた。
また26日にはメディアが「カロナウイルスをできるだけ悪く見せようと、市場のパニックも含めあらゆる手を尽くしている」と、コロナウイルスのつづりを間違えたままツイート。そのうえで「米国は好調だ!」と述べた。
CDCは差し迫ったリスクは低いものの、世界の状況を鑑みてパンデミックの可能性は高いとして、米国民に備えを求めた。CDC幹部は起こるかどうかではなく、いつ起こるかが問題だと述べた。
感染者がいないにもかかわらずサンフランシスコは緊急事態を宣言し、市民にウイルス対策を促した。
NY州ナッソー郡の保健当局者は26日、中国への渡航歴があり、ウイルスと接触した可能性がある83人の追跡調査を行っていると明かした。
クオモNY州知事は、現時点で感染が確認された事例はないものの「常に最悪の事態を想定し、最善の結果を出せるようにしている」と述べた。
26日、アジアでは依然として新たな患者が増え続けた。
またブラジルはラテンアメリカで初の感染者を確認した。
これまでにこのウイルスの死者は2700人以上を数え、その多くは中国で確認されている。
米国ではこれまで59の感染例が報告されている。
時事通信。
【AFP=時事】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は26日、ホワイトハウス(White House)で記者会見し、新型コロナウイルスの米国内の流行拡大は「避けられないことではない」と述べ、対策責任者にマイク・ペンス(Mike Pence)米副大統領を任命した。一方、韓国やイタリアをはじめ、新型ウイルスの感染が広がっている国を対象に渡航制限を検討しているとも語った。
これに先立ち米疾病対策センター(CDC)は25日、多くの人が集まるイベントの中止を米国民に呼び掛け、遠隔授業・テレワークの準備を進めるよう学校や企業に要請。CDCのナンシー・メッソニエ(Nancy Messonnier)所長は米国内での新型ウイルス流行について、「もはや起きるかどうかの問題ではなく、いつ起きるかという問題だ」と述べていた。
米国内では26日時点で60人の感染者が確認されている。うち15人は国内の医療施設から報告があったもので、45人はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス(Diamond Princess)」の元乗客や中国・武漢(Wuhan)からの帰還者だ。
米議員の間からは、トランプ政権が新型ウイルス危機を過小評価し、対策費が不十分だとの批判が出ていた。
ホワイトハウスは24日、対策費として25億ドル(約2800億円)以上を確保する補正予算案を連邦議会に提出したが、民主党のチャック・シューマー(Chuck Schumer)上院院内総務は「少なすぎるし、遅すぎる」と批判。85億ドル(約9400億円)の補正予算案を提示している。
トランプ氏は26日の会見で、これまでアレックス・アザー(Alex Azar)厚生長官が担ってきた米政府の新型ウイルス対策の調整・報告責任者に、ペンス副大統領を任命したと発表。また、対策費についても、「適切なら幾らでも使おう。彼ら(シューマー院内総務と民主党)の求めることは何でもしよう」と述べた。
FNNプライム。
トランプ大統領、緊急記者会見で「アメリカでの感染リスクは低い」。
トランプ大統領は26日、ホワイトハウスで新型コロナウイルスに関する緊急記者会見を開き、新型コロナウイルスに万全の対策を講じていると述べた上で、アメリカでの感染リスクは「非常に低いままだ」と明言した。しかし、アメリカのCDC=疾病対策センターは新型コロナウイルスによる肺炎について世界的流行を意味するパンデミックに近づきつつあるとの認識を示していて、アメリカでの感染者も日増しに増え、26日時点で感染者は合計60人となっている 。
トランプ大統領の対策に批判集中。
こうした中、トランプ大統領の新型コロナウイルス対策は、野党・民主党から集中攻撃を浴びている。
「自称“偉大な天才”であるトランプ大統領は、このコロナウイルスが2ヶ月以内に終焉すると言った。4月はホワイトハウスにいる“偉大な科学者”が決定した魔法の日らしい。まったく冗談にもほどがある!」。
25日に開催された民主党大統領候補によるテレビ討論会では、指名争いでトップを走るバーニー・サンダース上院議員が激しい口調でトランプ大統領の見通しの甘さを攻撃した。トランプ大統領も負けてはいない。ツイッターで即座に反撃した。
「新型コロナウイルスの対策に関して私の政権は素晴らしい働きをしている。民主党は批判しかしない。明日ウイルスが消滅したとしてもトランプ政権は不十分な対応だったと言うだろう」。
トランプ大統領は訪問先のインドからわざわざ反論して見せた。敏感な反応の裏には、感染拡大による経済への悪影響を最小限に抑えたいという思惑が見え隠れする。経済の失速はトランプ政権への評価に直結するからだ。
新型コロナウイルスはトランプ大統領にとって「もろ刃の剣」。
鍵を握るのは株価の動向だ。感染拡大を受けてニューヨーク株式市場ではダウ平均株価が5営業日続けて下落し、下げ幅の合計が2000ドルを超えている。
「手持ちの株をすべて売りました。まだまだ下がりますよ」。
シンクタンクで国際関係学を研究するエマーソン・ブーキング氏はコロナウイルスによる世界経済低迷のあおりで今後も株価が下がると指摘。大統領選が本格化していく中で、新型コロナウイルスはトランプ政権にとってもろ刃の剣となるとの見方を示した。
つまり、感染拡大を制御することに成功すれば、陣頭指揮を執っているトランプ大統領にとってプラスとなり、再選に向けた追い風となる。一方で、株価の下落に歯止めがかからない状況になれば再選を揺るがす致命的な問題となるというのだ。
「いい例が、弾劾裁判です。弾劾されたアメリカ史上三人目の大統領との汚名を受けながら、トランプ大統領の支持率には全く影響が出ませんでした。これは株価が上がり続け経済が好調だったからです。トランプ大統領の再選と経済は切り離すことはできません。アメリカでの感染拡大で株価の下落が止まらない状況が長期的に続けば、再選への影響は避けられないでしょう」。
世界経済をけん引してきたアメリカ経済が低迷すれば、トランプ大統領が誇る「歴史的な低失業率」にも影響が出かねない。新型コロナウイルスはトランプ大統領の再選戦略を狂わせるアキレス腱になる可能性がある。
産経新聞。
【ニューヨーク=上塚真由】米西部カリフォルニア州のニューソム知事は27日、記者会見を行い、同州での新型コロナウイルス感染者が33人に上っていると明らかにした。感染拡大が懸念されているアジア諸国などから同州に到着した約8400人の健康状態を経過観察しているという。
米メディアによると、同州の感染者33人の中には、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から退避して帰国した人と、中国・武漢市から米政府のチャーター機で帰国した人の計24人が含まれている。
ニューソム氏は、現状では検査態勢が「不十分だ」と強調し、米疾病対策センター(CDC)と連携して、今後、検査態勢を拡充させていくと語った。感染が確認された33人のうち5人はすでに州外に移動していることも明らかにした。
これに先立ち、CDCは26日、同州で、中国などへの渡航歴がなく感染経路を確認できない患者が確認されたと発表。米国内では初となる日常生活の中での「市中感染」の可能性が指摘されている。
ローリングストーン。
米国疾病管理予防センター(CDC)が米国内での感染拡大は避けられないと警告を発する一方で、トランプ大統領は株式市場を気にしている。この状況を、身内である共和党も政府の対応に不満を示す。
米国疾病管理予防センター(CDC)は2020年2月25日、コロナウイルスは米国内でも流行の兆しがあると警告した。「米国内では感染拡大の恐れがないとはもはや言えない状況ですが、問題はいつ起きるかです」と、国立予防接種・呼吸器疾患センターのナンシー・メッソニエ博士はニューヨークタイムズ紙のインタビューに答えている。
「米国民の皆さんには、状況は悪化する可能性があるという前提で準備して欲しいと思います」とメッソニエ博士は言う。
昨年2019年に中国で発生し、その後アジア、ヨーロッパ、中東へと拡大し続け、現時点で8万人以上が感染し3000人近くが死亡しているとされる現状を見れば、米当局による警告も不思議ではない。しかしコロナウイルスに関するトランプ米大統領の発言からは、そういった危機感は読み取れない。「(コロナウイルス)問題は収束に向かっていると思う」と大統領は、2月25日に滞在先のインドで行った記者会見で述べている。
「米国内でコロナウイルスは完全に管理下に置かれている」とトランプ大統領はツイッターでも発言している。「関係する人間や各国とも連絡を取り合っている。CDCとWHOはとてもよくやってくれている。株式市場も私からすれば好調のように見える!」。
トランプ大統領が米国民に信じ込ませようとしているのとは裏腹に、コロナウイルス問題は深刻化している。トランプ政権はまるで事の重大さを把握していないようにすら思える。2月24日夜、ホワイトハウスはコロナウイルスへの対策費用として、250億ドル(約2億7500万円)の予算案を議会へ送った。民主党は金額が不十分であると批判すると同時に、政府は数週間前に事態の深刻さを把握していたはずだとして、対応の遅さも指摘した。
共和党もまた、政府の対応に不満を示している。
2月25日の朝に行われたコロナウイルス対策に関する公聴会の場で、ジョン・ケネディ上院議員(共和党・ルイジアナ州)は国土安全保障省のチャド・ウルフ長官代行に対し、米国内での感染可能性に関する根本的な質問にも答えられていないとして強く非難した。
アーロン・ルパー(@atrupar)のツイート。
「長官(代行)であるならば回答できてしかるべきだ」と共和党のジョン・ケネディ上院議員ですら、コロナウイルスに無知な国土安全保障長官代行のチャド・ウルフに苛ついている。
上院歳出委員会のリチャード・シェルビー委員長(共和党・アラバマ州)も保健福祉省のアレックス・エイザー長官に対して、トランプ大統領はコロナウイルス対策に必要なリソースの重要性を「故意に軽視している」との懸念を表明した。
米ABCニュース(@ABC)のツイート。
リチャード・シェルビー上院議員は保健福祉長官のアレックス・エイザー上院議員に対し、トランプ政権の提示したコロナウイルス対策予算は「あまりにも少なすぎて、賄えない恐れがある」と伝えた。
「このように問題を軽視していると、後でしっぺ返しを食うだろう。」
騒ぎの元凶を辿ると大統領に行き着くだろう。コロナウイルスの現状を直視しようとせず、自分の耳をふさぎ、政府はしっかり対処しているから全てはOKだと繰り返している。ウイルスはそのうちに「姿を消す」だろうなどという彼の考えは、過去のパンデミックの脅威の推移を根拠としているのだろうが、それは当時の政府とCDCが一致団結して感染拡大をある程度食い止めたからだ。現トランプ政権が危機に対する楽観的な見方を示そうとやっきになっている一方で、関係当局は現実との闘いを余儀なくされている。
さらに問題なのは、トランプ大統領がCDCをはじめ米国立衛生研究や米国際開発庁の予算を削減したにもかかわらず、これら機関にパンデミックの対応を押し付けていることだ。CDCが中国から重要な情報を引き出せずに苦労している一方でトランプは、中国の対応を称賛した。報道によるとトランプは、中国との貿易協定の締結を目指している最中に習近平主席のご機嫌を損ねたくないからだという。さらに最近では、政府がCDCからの勧告を無視し、コロナウイルスに感染した14人の患者を非感染者と同じ飛行機で国外から米国へ帰国させた。後から事実を知ったトランプは激怒したという。しかし彼は、感染拡大に対して政府がいかに準備不足であるかを認知できていないとも言われている。
トランプ大統領にとって唯一の頼みの綱は、全て順調であると主張し続けることだ。2月25日朝のインドでの記者会見で大統領は、コロナウイルスはすぐに「消え去る」だろうとし、ワクチンの完成も「間近だ」と主張した。ラマー・アレクサンダー上院議員(共和党・テネシー州)はCNNの取材に対し、ワクチンの開発には「1年~18ヶ月」かかるだろうとコメントしている。アレクサンダー議員はさらに、上院議員たちは米国内での感染拡大は「避けられない」ものと認識していることを明らかにした。議員の発言内容は、この数時間後に出されたCDCからの警告内容と一致する。
コロナウイルスは大騒ぎするほどのものでないと大統領が必死に主張している裏には、感染拡大に伴う混乱が市場に影響を及ぼし、さらに自身の再選の行方も懸念しているからだ。そしてトランプは「株式市場も私からすれば好調のように見える!」とツイートした。
ワシントンポスト紙も同様の報道をしている。
「トランプ大統領は、政府によるさらなるアクションが経済に影響することへの懸念を募らせている。また大統領顧問らに対しては、これ以上市場を刺激するような政府による行動や発言は控えて欲しいと伝えた。大統領は、大規模な感染拡大が自分の再選に悪影響を及ぼさないかを常に心配している」。
ホワイトハウスは、政府が米国民の福祉に反する活動をすることなどない、と主張している。しかしトランプ大統領による2月25日のコメントやこれまでに政府が直面してきた危機への対応を見る限り、彼の無能さによって被害を被る米国民のことよりも、自身のPRの方を優先しているように見える。トランプの望み通りコロナウイルスがすぐに「消え去って」くれない限り、最悪の状況が待っている。2月25日の午後にCDCが出した警告の通り、現実は深刻な方へ向かっているようだ。
フォーブス。
米国のトランプ政権は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のための、十分な措置を講じていないとの批判を浴びていた。ドナルド・トランプは2月26日、副大統領のマイク・ペンスを新型肺炎の対策担当に任命すると発表した。
ペンスは今後、CDC(疾病予防管理センター)などの機関と連携をとりつつ、対応を検討し、大統領に様々な選択肢を提案していくと述べた。
米国では政府機関や議員らが新型コロナウイルスの危機を警告する一方で、トランプは「メディアが脅威を大げさに騒ぎ立て、市場を混乱に導いている」と不満を述べていた。
一方で、ペンスの過去の公衆衛生の危機に対する取り組みが、不十分だったと指摘する声もあがっている。ペンスはインディアナ州知事だった2015年、州内で発生した静脈注射薬物の使用によるエイズウイルス(HIV)の感染拡大を受けて、非常事態宣言を行った。
しかし、ペンスが初期の段階で、注射針の無償交換を反対したことが原因で、感染拡大が起こったと批判された。
米国での新型コロナウイルスの感染者数は2月26日時点で60人で、そのうち42人はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の乗客だった人々だ。世界での感染者は8万1000人を突破し、2700人以上が亡くなったとされている。
CDCは現状では、米国内で一般人が感染する確率は低いとしているが、今後の感染拡大を想定し、対策を進めている。
大統領の感染拡大に対する危機感が薄いことに対し、米国の民主・共和両党の議員たちは批判の声をあげてきた。トランプは、新型コロナウイルス対策として、25億ドル(約2800億円)規模の緊急予算措置を議会に要請すると発表したが、この金額は少なすぎるとの批判も起きている。
民主党の上院院内総務のチャック・シューマーは、トランプの感染対策担当の任命が遅すぎたと批判した。
しかし、最も驚くべきは、トランプが2021年の国家予算の策定にあたり、CDCの予算を16%削減し、感染症への対策費用を削減していくと述べたことだ。彼は今回の予算教書を、既に世界で感染拡大のニュースが相次いでいた2月10日に発表した。
ビジネスインサイダー。
危機に関してウソをついてきたアメリカのトランプ大統領は、政権が新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に対応しなければならない今、大きな問題になりかねない。
「全般的に、真実でないことを言ったり話を誇張しがちな彼の性質は、新型コロナウイルスが流行する中、おびえた一般市民に情報を知らせなければならないという時に、非常に有害だ」とジョージタウン大学の公衆衛生の専門家はINSIDERに語った。
米疾病予防管理センター(CDC)がアメリカでの感染拡大は避けられず、深刻な被害をもたらす可能性があると警鐘を鳴らす中、トランプ大統領は株価に注目する一方で、その脅威をないがしろにしている。
アメリカは新型コロナウイルスへの備えがどれだけできているか、複数の専門家に1~10で評価してもらったところ、ハーバード大学のある専門家は「5」と回答し、トランプ政権の情報伝達は「一般市民を混乱させている」として「D」評価を付けた。
新型コロナウイルスの脅威が高まる中、一般市民の安全に関わる危機について、ウソをついたり、話に尾ひれをつけてきたトランプ大統領は、アメリカ人にとって大きなリスクになりかねないと、公衆衛生の専門家たちが警鐘を鳴らしている。
「西アフリカで感染症が流行した時に渡航の禁止を呼びかけるなど、トランプ大統領には人々のパニックをあおってきた歴史がある。中国とアメリカは(新型コロナウイルスを)完全にコントロールしていると発言するなど、人々に誤った安心感を与えている」と、世界保健法を専門とするジョージタウン大学のローレンス・ゴスティン(Lawrence Gostin)教授はINSIDERに語った。ゴスティン教授はパンデミックへの備えについて、世界保健機関(WHO)にアドバイスしているという。
「全般的に、真実でないことを言ったり話を誇張しがちな彼の性質は、新型コロナウイルスが流行する中、おびえた一般市民に情報を知らせなければならないという時に、非常に有害だ」と、教授は述べた。
ゴスティン教授は、大統領が新型コロナウイルスは「コントロール下にある」と発言する一方で、CDCは「感染は(アメリカ国内で)広く拡大する」だろうと述べるなど、すでに「トランプ政権からは矛盾するメッセージ」が出ていると指摘する。
CDCが警鐘を鳴らしたのは、イランやイタリア、韓国で新たに感染が広がり、世界的なパンデミックの恐れが高まる中でのことだ。
「起こるかどうかの問題ではなく、具体的にいつそれが起こり、この国で何人の重症者が出るかの問題になった」と、CDC国立予防接種・呼吸器疾患センター(NCIRD)の所長、ナンシー・メソニエ(Nancy Messonnier)博士は2月25日の会見で述べた。
「一般市民の多くが、大統領を信頼できるメッセンジャーと見なしていない」。
トランプ大統領はこれまで、さまざまな危機に関して、数々の誤った発言をしてきた。例えば、2019年4月には災害復興にかかるコストに不満を述べる中で、プエルトリコがハリケーン「マリア」に見舞われた後、910億ドル(約10兆円)の支援を受けたと、誤ったツイートをした。9月には、アメリカのどの地域がハリケーン「ドリアン」の影響を受けるかをめぐって、自身の誤った主張を正当化するために、ハリケーンの進路予想図に黒い油性ペンで予報円を書き加えたと報じられた。
世論調査でも度々、アメリカ人の多くがトランプ大統領を「不誠実」で「信頼できない」と見なしているとの結果が出ていて、世界的なパンデミックが起こるかもしれないという時に、これは大きな問題となっている。
「アメリカの一般市民の多くが、大統領を信頼できるメッセンジャーと見なしていないという事実は、本当に問題だ」と、シンクタンク「世界開発センター(Center for Global Development:CGD)」 のシニアフェローで、米国際開発庁(USAID)の国際災害支援の責任者として、オバマ政権の西アフリカで起きたエボラ出血熱の流行への対応を監督したジェレミー・コニンディク(Jeremy Konyndyk)氏はINSIDERに語った。
その上で、「トランプ大統領は、”油性ペン”問題や、プエルトリコやハリケーン『マリア』への対応に関する発言などを通じて、自身の信用を傷つけてきた」とし、「こうした一般認識から、大統領がメッセージを伝えることに力を注ぐほど、恐らく逆効果になる」と話した。
コニンディク氏はさらに、何事も”自分中心”なトランプ大統領の傾向も、新型コロナウイルスの感染拡大に備える中では非常に問題だと指摘する。
「今、注目すべきは、大統領ではない」とコニンディク氏は言う。
「今、注目すべきは、誰かの選挙の見通しではない。注目すべきは、リスクや、人々が身を守り、自ら備えるために何が必要かに関する率直さと透明性だ」。
「大きな政治的リスクを負っている」。
トランプ大統領が、新型コロナウイルスがもたらし得る影響を大きく見せまいとするのは、株式市場に与える打撃への懸念とつながっているようだ。感染拡大に対する不安が高まる中、市場も影響を受けている。
再選を目指しているトランプ大統領にとって、”好調な経済”は不可欠だ。大統領は自らの選挙キャンペーンで頻繁に市場の好調ぶりを誇り、アメリカの経済成長は自分のおかげだと自慢している。新型コロナウイルスに対する恐怖から株価が急落したことに、大統領は激怒していると報じられていて、2月26日には、不要な警戒を広めたメディアのせいだと主張した。
「評価の低いフェイクニュースのMSDNC(コムキャスト)とCNNが、市場をパニックに陥れるなど、カロナウイルスをできるだけ悪く見せるためにあらゆる手を尽くしている」とトランプ大統領はツイートした(編集注:トランプ大統領がコロナウイルスを”Caronavirus”とツイートしたため、一部ユーザーから突っ込みも入っている)。
大統領が株式市場への影響にばかり目を向けているのは「非常に心配だ」とコニンディク氏は言う。
人々に「これは大きな問題ではない…… と市場を動揺させないために」言うことで、大統領は「不正確なリスクメッセージ」を送っていると、同氏は指摘する。
そして「純粋な政治的観点」からしても、これは「驚くほどバカげた」アプローチだと語った。
「正しいリスクコミュニケーションを犠牲にし、短期的な市場の安定を取ることで、大統領は ── もしかしたら無意識に ── 大きな政治的リスクを負っている。これは大統領にとって、裏目となりかねない」とコニンディク氏は言う。
「パンデミックが起きそう」。
アメリカを含め、世界全体でリスクは大きいとの認識が広まる中、公衆衛生の専門家たちは新型コロナウイルスに対するトランプ政権のこれまでのアプローチに不安を感じている。中でも、影響を実際より軽く見ようとするトランプ大統領の姿勢に懸念を示している。
「トランプ大統領が先走って、全て平常通りと言っているのは明らかだ。2週間ほど前には、気温が上がるから(ウイルスは)4月までにいなくなるだろうと言っていた。現時点で、我々はそうは考えていない」と、ハーバード大学公衆衛生大学院の疫学者で医療経済学者のエリック・ファイグル・ディン(Eric Feigl-Ding)氏はINSIDERに語った。
「CDCは何が起こり得るのか、現実を伝えようとしていて、パンデミックが起きそうだとの見方に、科学の専門家たちも皆、同意見だ」とファイグル・ディン氏は言う。
特に、アメリカでは新型コロナウイルスの検査が限られていることが問題だと、同氏は指摘している。CDCが送った検査キットに欠陥が見つかったことも影響している。これが、アメリカ国内の実際の感染者数を把握する政府の能力の妨げとなっている。韓国が3万5000件以上の検査を実施している一方、アメリカが検査したのはたったの約500人だ。
こうした状況から、ファイグル・ディン氏はトランプ大統領や国家経済会議(NEC)のラリー・クドロー委員長といった大統領の協力者たちが「アンダーコントロールだ」と言うのは、「無責任」だと言う。
「ほぼ検査がされていない状態で、全ては”アンダーコントロール”というのは、本当に本当に愚かで不誠実だ。実際の流行状況がほとんど見えない中で、何も問題はないと言うことは、非常に無責任だ」とファイグル・ディン氏は語った。
アメリカは新型コロナウイルスへの備えがどれだけできているか、ファイグル・ディン氏に1~10で評価を尋ねると、同氏は「5」と回答し、トランプ政権の情報伝達は「一般市民を混乱させている」として「D」評価を付けた。だが、CDCは感染拡大は避けられないと、「本当のことを話している」とコメントした。
「我々は立ち遅れている。大きく立ち遅れているかもしれない」とコニンディク氏は言う。
「一般認識と実際のリスクの間には大きなズレがある。人々は何カ月も、アメリカのリスクは低い、アメリカのリスクはアンダーコントロールだ、重要なのは封じ込めだと聞かされてきた。それが、感染が拡大し始めたらどうするか、いつ感染が拡大し始めるかといった人々の認識にある種の悪影響を与えた」。

“新型コロナウィルスはトランプのアメリカでパンデミックする” への27件の返信

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