ブルーベイアセットマネジメントVS日本銀行

ブルーベイアセットマネジメント社。カナダロイヤル銀行の100%子会社。カナダの国王はエリザベス女王。イギリスが本拠地のブルーベイアセットマネジメントは「女王陛下のヘッジファンド」である。

ブルームバーグ。ヘッジファンドのブルーベイアセットマネジメントは日本銀行と闘う心算だ。日銀は債券利回りを抑える取り組みを強めている。ブルーベイは他の主要先進国・地域の金融当局の方向性に反するこの政策を日銀が放棄せざるを得なくなるとみている。

ブルーベイの最高投資責任者CIO・マークダウディによれば、日銀のイールドカーブコントロールYCCは「持続不可能」だ。

マークダウディングは「かなりの額の日本国債をショートしている。」と語る。

インフレ高進で世界の債券利回りが上昇する中、トレーダーはますます日銀を試しつつある。元ゴールドマンサックスのチーフ通貨エコノミスト・ジムオニールやJPモルガンアセットマネジメントのシーマスマクゴレーンも日銀が最終的に金利を巡る姿勢を転換させると予測している。

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は昨年11月にYCCを放棄した。

10年物の円スワップレートも急上昇し、国内主導の利回りとの密接な連動が崩れた。前者は0・50%を超えており、日銀YCC上限の0・25%を遥かに上回る。国際的なトレーダーが日本の利回り上昇と政策変更は避けられないと考えていることが示唆される。

ダウディングは「先物や円スワップによって日本の金利をショートすることにはほとんどマイナス面がない」と述べた。「YCCは、米連邦準備制度が利上げをすればするほど日銀は緩和が必要と成りバランスシートが膨張するようになっており、これがYCCが維持不可能な理由だ」と解説した。

14日、日本時間深夜、日本10年国債の利回りが0・3%を超える。その後、何度も深夜に利回りが0・25%を超えて上昇し。昨日は、0・4%を超えた。

ブルーベイがショートしている。

日銀がもし、YCCを放棄したら。金利が上昇する。ドル円が下落する。株価が下落する。企業負担が増える。同時に、家計負担が増える。景気が悪化する。株が下落する。

安倍晋三と黒田東彦が推し進めたアベノミクスは日経株価を吊り上げるだけの馬鹿政策だった。

そのツケが今、株価を大暴落させる危機を呼び込む。

黒田東彦は、金利を上げることが出来ない。

日銀は日本政府から直接国債を購入することは出来ない。ひとまず、市場金融機関・民間銀行が国債を購入し、日銀が即材に国債を購入する。民間企業は消費者の需要が高まっていない為、金融機関・民間銀行から融資を受けない。金融機関・民間銀行は民間に出回らない、国債を売却したカネを、日銀の当座預金にブタ積みする。

ブタ積みされた金額は540兆円である。

黒田東彦が金利を上げれば、ゼロ金利だった540兆円に利子を付けねばならなくなる。黒田東彦が金利を上げれば上げる程、利子は10兆円・20兆円・30兆円と金額が膨れ上がる。

世界同時インフレーション。欧米は金融緩和から金融引き締めに舵を切る。何故、日本だけが量的金融緩和政策を続行するのか。

アメリカは金融引き締め。日本は量的金融緩和続行。投資家は円を売り、ドルを買う。だから、円安が進行する。スキャンダルマスゴミは、昨年末から「物が値上がりしています」と報道する。国民の賃金は上がらないのに、物価は上昇を続ける。

石油・食料品・光熱費。物価が高騰する。賃金が上がらない国民生活は困窮する。ドル円安が進行するから国民の貯蓄額は目減りしてゆく。

国民が困っているのに、黒田東彦が金融引き締め政策に転向できないのは、アベノミクスのツケの所為である。

ブルーベイアセットマネジメントはイギリスで立ち上がり。現在、欧州を拠点とした債券運用のスペシャリスト。社債・ソブリン債・金利・通貨を活用して800憶米ドルを超える資産を運用する欧州最大級の債券運用ヘッジファンドである。

5月までは、幾ら国民生活が窮乏しようとも、「アベノミクスは間違っていなかった。黒田バズーガは適切だった。俺は日銀総裁の黒田東彦だ。」と胸を、そっくり返らせて虚勢を張っていた黒田東彦。

ブルーベイアセットマネジメントの10年国債ショートの攻勢に何時まで耐えることが出来るだろう。

深夜に0・3%利回りが上昇すれば、翌日、9兆円で、指値オペ・イールドカーブコントロールを行う。0・4%利回りが上昇すれば、翌日、10兆円で、指値オペ・イールドカーブコントロールを行う。

ブルーベイアセットマネジメントにショートされればされるほど、ムダ金が膨れ上がっていく。

来年、雨宮正佳にバトンを渡す4月6日まで、黒田東彦が「量的金融緩和を続行する」と宣言すれば、国賊・売国奴のレベルである。

だからといって、ブルーベイアセットマネジメントの攻撃に屈して、金融引き締め政策に転向すれば、世界中から「意地を張っていたが、結局、負けたな。」と嘲笑される。

日本銀行が金融引き締め政策に転向した途端に、日経株価は大きく、暴落する。

「ばいばいアベノミクス」と繰り返しアベノミクス中止を訴えてきた。

最後の最後に、「アベノミクスは大失敗に終わりました。日本の株価は大暴落しました。」では、お話にならない。

グリム童話でも寓話の最後に教訓が添えられる。

アベノミクスは寓話にもならない。何の教訓も得られない。

悔しい限りである。

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