スクールカーストなどと何時まで言っていられるか

ビジネスプレミアム。
国際NGOのオックスファムは20日、インドの60人余りの富裕層は国家予算を上回る財産を持っているとする調査結果を明らかにした。同日付PTI通信が報じている。
スイス・ダボスで開かれている世界経済フォーラムに合わせて発表されたリポート「Time to Care」はインドについて、「富裕層63人の富は2018年度のインド国家予算(24兆4220億ルピー、約37兆円)よりも多い」としている。
さらに同リポートは女性の労働に注目。家庭で働く女性が大手IT企業の経営者の年収と同じ額を得るには「2万2277年」かかる一方、IT企業経営者は、家内労働者が1年で稼ぐ金額をわずか10分ほどで手に入れると指摘している。
クーリエジャポン。
インドでは「最下層のカースト」とされている人々が、いまだに排せつ物処理を手作業でやらされている。劣悪な労働環境のせいで毎年、多くの人が作業中に命を落としているが、政府は対策を講じる素振りも見せない。なかなか日の当たらない作業員たちの悲痛な叫びを、米紙が取材した。
朝日が昇るなか、50代後半のカベラッパは下着姿になった。インドのハイテク産業の中心地バンガロールにある一軒家の汚水槽で、ひと仕事するためだ。
カベラッパは建物の裏にある縦穴を覗きこむと、コンクリートの壁面の溝に手足の指をかけながら汚水槽を下りはじめた。なかは3メートルほどの深さだ。
胸のむかつく腐敗臭が立ち上ってきた。カベラッパの脚も腕も、胸も肩も、たちまち黒っぽい液体で覆われる。1年分のトイレの排せつ物の成れの果てだ。
浄化槽や汚水槽を手作業で汲み取ることは危険なため、インドでは法律で禁じられている。だが、カベラッパにとっては慣れた作業だ。この仕事を辞めたいと思ってはいるが、他に仕事もない。
「俺たちにはこれ以外、選択肢はないんだよ」とカベラッパは言う。
素手で排せつ物を処理するインド「最下層カースト」の悲哀。
作業員が3日に1人死亡。
インドのナレンドラ・モディ首相は、トイレ普及運動「スワッチ・バーラト(きれいなインド)」を推進し、国内に数百万台のトイレを設置して世界中の喝采を浴びた。
しかしながら、モディ首相のトイレ普及運動は、この国で最も蔑まれ、かつ危険でもある糞尿処理の作業まではどうすることもできなかった。インドではいまだに、最下層のカーストとされる「不可触民(ダリット)」が、素手で排せつ物を処理する仕事を担っているのだ。
多くの多国籍企業やIT企業が本拠を構え、膨張を続けるバンガロールでさえ、糞尿処理の作業員の死亡事故は頻繁に発生している。社会活動家らの調べでは、2019年にはインド全体で112人の作業員が死亡した。実に、3日に1人以上の割合だ。
2013年に法律で禁止されたにもかかわらず、この国の多くの地域では、汚物を汲み取ったり下水の詰まりを解消したりといった仕事が相変わらず手作業で、しかも安全装備も身に着けずに行われている。雇い主は法律に違反しても、処罰を免れる。
モディ首相のトイレ普及運動は、トイレを利用できる市民の数がめざましく増加するなど、重要な成果を挙げている。だがその一方で、重大な格差を見過ごしてもいる。
たとえば全国統計によると、政府の主張とは裏腹に農村に住む国民の4分の1はいまだにトイレを利用できない状態にあるのだ。
さらに専門家の話では、トイレ普及運動そのものが「新たな難題」を生み出しているという。この運動によって建設されたトイレの多くは、下水処理施設のない農村にある。そうしたトイレの大半は、排せつ物を溜めるだけの汚水槽につながっている。清浄な水の普及改善に取り組むNPO「ウォーターエイド・インディア」の政策責任者は、こうしたトイレの問題点を次のように指摘する。
「この種のトイレは汲み取りをしなくてはならないので、誰かがその役割を果たさなければなりません」。
カベラッパこそが、その「誰か」だ。彼は背が低いが屈強な体つきで、どこへでも裸足で行く。
バンガロールの急成長にともない、都市の南端には次々と家が建つようになった。そして家とともに、トイレの汚水槽も建設された。
すると近所の人が、カベラッパに汲み取りを頼むようになった。以前に彼が汲み取りの仕事をやっていたからではない。カベラッパがダリットだったからだ。
「これはインド全土で特定のカーストの人たちがやってきた仕事です」とK.オバレシュは言う。
オバレシュは2005年に、手作業による糞尿処理を根絶するための団体を立ち上げた。彼の目的は、安全装備も装着せずに素手で人間の排せつ物を汲み取る慣行をなくすことだ。
代々この仕事を受け継ぎ、生活の糧にしている家族もいる。オバレシュによれば、行政の人間は彼らのために生活支援策を講じ、悪循環を断ち切ることには無関心なのだそうだ。
手作業の糞尿処理に携わっている人がインドにどれだけいるのか、広範囲に調査した数値はない。先頃、政府が全国の4分の1の地域を対象に実施した調査では、4万人以上という結果が得られたが、実際にはこの数字よりはるかに多いと活動家たちは口をそろえる。
オバレシュの推定では、バンガロールのあるカルナータカ州だけでも2万人が素手での糞尿処理の仕事に携わっている。
いくつかの都市は、そうした慣行を終わらせるために最新技術を導入しはじめている。たとえばデリー市は、人間が下水設備の内部に入らなくてすむよう、特別設計のノズルやアームを備えたトラックを200台以上も調達した。
だが、この国の下水管や下水タンクはやたら古かったり、ひどく狭い路地にあったりするので、どこでも使える機械はないと開発コンサルティング会社の人間は言う。
こうした糞尿処理の問題を解決するには、トイレを建設するだけではとうてい間に合わないと言う人もいる。著名な活動家ベズワダ・ウィルソンは、政府のトイレ普及運動は「狂気の沙汰」だと非難した。トイレの建設を進めておきながら、人間の排せつ物を運び、回収するためのインフラを整備してこなかったからだ。
だが、バンガロール市廃棄物管理局の主任技師E・ヴィシュヴァナートは、「作業員にはあらゆる安全装備を供与している」として、こうした意見に異議を唱えた。
インドの法律では、手作業で糞尿処理をしている人たちが、生活支援金を受給したり、新しい仕事を見つけるために資金を借入する権利が保証されている。だが、実際にはその恩恵に浴することは難しい。
「もしも資金の借り入れができたらどうするかって? まあ、それはないだろうけど、そうしたら吸引ホースの付いたタンクローリーを買うよ」とカベラッパ。そうすれば、肥溜めから抜け出せるというわけだ。
いまはどんな安全装備を使っているのかと私が尋ねると、カベラッパは両手を差し出した。父親がそうであったように、彼は幼い頃からずっと肉体労働をしてきた。
カベラッパは7歳のとき、建設現場や道路工事で使う石を砕く仕事を始めた。
「学校になんか通ってられなかったよ。俺が学校へ行ったら、家族はおまんまの食い上げだ」。
20歳のとき、同じダリットの男たち数人とトラックに石を積み込む仕事を始めた。夜明けから夕暮れまで続く過酷な仕事で、カベラッパは事故で右手の人差し指の先端を失った。
2人の弟はいずれも40歳になる前に、結核と腎臓病で死んだ。息子も17歳のときに、背骨の損傷で死んでしまった。だが、医者たちは死因について何の説明もしてくれなかったという。
汚水槽の内部へ下りてバケツひとつで糞尿を汲み出すのは、慣れるまでは大変だったとカベラッパは話す。特に臭いがひどかった。だが、トラックに石を積む作業とは違い、数時間で終わる。それで月に100ドルくらい稼げるのだ。
先だってのある朝、カベラッパは親戚2人と、2階建ての大きな家へ汲み取りにやってきた。深い汚水槽が2つ家の裏手にあった。糞尿がいっぱいに溜まって泡立っている。汚物の入ったバケツをプラスチック容器に空けている男は、酒を飲みながら働いていた。こうした作業をする者にはよくあることだ。
男たちが汲み取りをしている間に住人はトイレを使っているので、新しい糞尿が円筒の穴のなかへ滝のように流れ落ちてくる。
あるていど汲み出してから、カベラッパは穴のなかへ下りて、どろどろした汚物を次から次へとバケツに汲んで頭上に上げる。仕事が終わると、カベラッパは穴からはい出て、傍らの小道に立った。
小柄な身体が汚物に濡れていた。すると、2人の女性がそばを通りかかった。明るい色の美しいチュニックにゆったりしたスラックスを着て、手にはハンドバッグが揺れている。
2人とも、カベラッパには目もくれずに歩き過ぎた。
バラモン・クシャトリア・バイシャ・シュードラ更に下の身分がアンタッチャブル。
お釈迦様の生誕前から有るインドの身分差別が未だに解消されていない。
差別が心の問題ではなく社会構造的な問題になっているから解消出来ない。
日本のように格差が拡がる社会は人心が荒廃する。ウヨクは韓国を仮想敵国に仕立て侮辱することで、なけなしの自身のプライドを護る。
韓国は侮辱に反抗して唐田えりかをネットリンチの標的にする。芸能人を自殺に追い込むネットリンチである。
インドは産まれる前から身分差別が存在している。カシミールを巡ってパキスタンと抗争を続け隣国に核を撃ち込もうと身構えている。
日本人の年収、民間が400万円・公務員が600万円・マスメディア業界人が1800万円。
いじめ自殺・幼児の虐待死。
死亡事例が起きれば「学校・児童相談所の責任論」を言い放つメディア業界人であるが。
「スクールカースト」いじめを助長するワードが誕生すると、真っ先に飛びつくのがメディア業界人でもある。
「親と教師と地域の大人が協力しなければ青少年の健全育成は難しい」という当たり前の理屈が何時までも出てこないのは日本の社会構造的な差別事象である。
地域の大人たるべきメディア業界人が親と教師の協力関係を疎外する。
教師・児童相談所職員を「特定の身分と固定化」し全ての責任を押し付ける。
マスメディア業界人は「天下り先の確保に余念のない」霞が関の官僚に同調したいようだ。
テレビニュースは年明けからの日経株式市場のもみ合いをイラン危機・新型コロナウィルス危機の地政学リスクに結び付けたいようだ。
実相は昨年末まで日経株式を買い越し・買い増してきた海外勢が年明けから売りに転じている変動である。
いっそ債権市場の大暴落をサッサと迎えて、地域・血縁の共同体が復活し、大人が協力しなければ個人が生きていけない社会が早急に到来すれば良い。
大暴落の後に「金か命かの価値」がぐらつかない社会を再構築すべきである。
日本は基本的人権を尊重する国家であるべきだ。

“スクールカーストなどと何時まで言っていられるか” への64件の返信

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